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肥前陶磁器あれこれ~

オールド香蘭社、オールド深川、古伊万里、平戸焼などを集めています。

 

Tea with Fukagawa family  (お茶を濁して・・・・) 

前回の一富士二鷹三茄子の記事がブログ村の人気記事にしばらくランクインしていました。

新年早々嬉しいなぁ・・・
今年は何か良いことがあるような気がします。

後編を書かないと、と思っているんですが、どうもカメラの調子が悪く
修理に出すことにしました。
今週中にはアップできると思うのですが、あまりブログ更新が滞るのも良くないので
とりあえずパソコンにある写真でその場をしのぐ事に・・・・
後編をお待ちの方は、すみませんが今暫くお待ちください(汗)。

その間、深川一家と一緒にお茶でもどうですか?

Fukagawa family 1

香蘭社を設立した深川栄左衛門とその息子達の造った器で、勝手に深川ティーパーティ(笑)
を催すことにしました。

向かって左下のデミタスは香蘭社を創設した8代目深川栄左衛門、
向かって中央の桃形は初期香蘭社(栄左衛門の長男)、
右の小皿は深川製磁を設立した次男の深川忠次作です。

ちなみに後ろのステンドグラスは、長崎のステンドグラス作家のKen's Internationalのものです。
長崎空港に作品を置いています。(私は湯布院の骨董屋さんで買いましたけど)

Fukagawa family 2

まずは中央の初期香蘭社(明治)による色絵扇鳥文桃形鉢です。
ティータイムのお供は、長崎カステラの老舗、松翁軒のチョコラーテです。
なんといいますか、チョコレート味のカステラですね。

全国区では文明堂、地元長崎及びグルメの方は福砂屋(黄色地に蝙蝠マーク)が
なじみがあることでしょう。
余談ですが、長崎では通常お使い物は福砂屋のカステラです。これ以外が贈られると
むっとされることもあるかも・・・福砂屋以外でお使い物でOKなのは
松翁軒くらいだと思います。
カステラのランクは地元でははっきりと分かれています。

福砂屋が食べたかったのですが、日持ちがしないので松翁軒を買ってアメリカに帰ることに・・・
これはこれで十分おいしいです。

Fukagawa family 4

この桃形鉢ですが、まずは色絵をご覧ください。
以前アップした香蘭社のノワールのデミタスカップと同じシリーズと思われます。

チャイナを意識したものですが、おもしろいのはこの桃の形。
中国では桃は長寿のシンボルです。
日本一古い中華街がある長崎では桃と聞くと、めでたい!というイメージがあるんですよ。
ちなみに長崎では、女の子の初節句には桃の形のアイシングがかかった桃カステラを贈るのが
定番です。

余談ですが、亀山焼の名品にも同じ形の鉢(こちらは染付ですが)があります。

Fukagawa family 5

裏の銘は香蘭社、初期のものですので時代は明治中期くらいだと思います。

Fukagawa family 18

さて、お次は深川製磁会社による大正時代の皿です。

このお皿、深川系のものでは珍しいものだと思います。
骨董屋のおばさんの話では、美術館にあるような鍋島系のお皿(献上手)
を模倣したしたものだとか・・・
大正時代に造られたので、もちろん手描きです。
手描きの美しさもさることながら、造形も素晴らしいと思います。
シャープなラインは、優秀な職人さんでなくてはこうは造れません。
深川製磁はやっぱりすごい物づくりをする会社なのです・・・

Fukagawa family 7

近影。

Fukagawa family 9

なんだかルイ・ヴィトンのモノグラムを思わせますね。
モダンです。

こんなお皿が大正時代に造られていたとは・・・・

Fukagawa family 8

Fukagawa family 17
Fukagawa family 16

裏は深川製。
忠次時代の最初に使われていた銘とは違います。
このあたりも大正ならでは。


最後は忠次のお父さんの深川栄左衛門時代の香蘭社以前に造られた輸出用デミタスカップです。
時代は幕末から明治初期。
イギリスへの輸出品です。

Fukagawa family 10

幕末らしいデザインですね。

デミタスなので薄手で軽いものを目指したようですが、
泉山陶石ではうまくいかなかったようです。
香蘭社を創設後は、輸出デミタスカップ用には三川内(平戸)の
卵殻手を使用したようです。

でも苦心のあとが見えますね。

Fukagawa family 11

デミタスなので、エスプレッソ用が良いでしょう。
小さくて可愛いです。

Fukagawa family 12

全て手描きです。
良い時代でしたね~。

Fukagawa family 15

裏は、肥蝶山深川製。

Fukagawa family 13

深川栄左衛門の息子達は、父親の類まれなる才能と優秀な遺伝子を
間違いなく引き継いでいるようです。

Fukagawa family 14

みなさんは、香蘭社と深川製磁どちらがお好みでしょうか?

Fukagawa family 3

こんな企画、また暇ができたらやってみようかな。

では、次回は必ずや一富士二鷹三茄子の後編です~。
もう暫くお待ちください。


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