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肥前陶磁器あれこれ~

オールド香蘭社、オールド深川、古伊万里、平戸焼などを集めています。

 

色絵窓絵牡丹花鳥文燭台 (深川栄左衛門と明治輸出陶磁器) 

今年のNHKドラマ、八重の桜もいよいよ明治時代へと話が移りそうですね。
この大河、まぁまぁ健闘していると思いますが、みなさんの感想はいかに??

これまでドラマの中で、主に長州・薩摩・土佐の維新の怪物たちが出てきましたね。

あれれ?佐賀・鍋島藩はあれだけ維新に貢献したのに
出てきたのはアームストロング砲だけでした・・・
このイマイチ影の薄いところが佐賀の悲しいところです。

さて維新の十傑には及びませんが、佐賀藩は幕末・明治にかけて
政治や経済の世界で多くの優れた人材を輩出しました。

有田が生んだ天才貿易商・深川栄左衛門ももちろんその一人です。
深川栄左衛門といえば、長崎出島で田代家(肥蝶山信甫)が英国への
輸出貿易権を独占していた頃、他の同業者とともに藩に直談判した人物です(1868年)。
当時一枚しか許されていなかった鍋島藩の輸出貿易の鑑札を10枚にまで増やさせ
明治時代以降の肥前陶磁器輸出貿易に大きく貢献しました。

今日紹介するのは深川栄左衛門時代の輸出ものである燭台です。
製造は大体1950~1970年頃だと思われます。

Candlestick 1

ペアで購入しました。

Candlestick 3

幕末肥前磁器によく見られるシダの絵付けですね。
ですが江戸時代後期に良く見られる赤地に金のシダではありません。

Candlestick 4

花の絵と・・・

Candlestick 5

鳥の絵が・・・(もうちょっとましな表現をしたいところですが・・・)

Candlestick 6

江戸後期に見られる窓絵です。
良い意匠だと思います。

Candlestick 7

まわりを朱で塗りこんでシダの模様を浮き上がらせています。
(カプチーノの模様でもありませんよ)

手練の技ですね。
今日ではお眼にかかれないと思います。

Candlestick 8

裏には、肥蝶山・深川造と書かれています。
香蘭社以前の深川栄左衛門のものです。
深川系では古いほうですが、以前アップした皿のほうが古いと思います。
http://micnoski.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

同じ輸出ものですが、あちらはイギリスから出てきた初期のものです。
比べて、こちらはアメリカから出てきたので時代がちょっとだけ上がるようです。

二つを比べると完成度に差があります。

Candlestick 9

Candlestick 11

過去に一体どんな家庭のダイニングテーブルを飾ってきたのでしょうか?
ちゃんとロウの痕がついています。

Candlestick 12

今年は我が家も記念日には蝋燭を買って燭台に火を灯すことにしようかな。
でもこの燭台に長い蝋燭を立てたら怖いかも・・・


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Category: 深川栄左衛門

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Comments

噂の燭台のペアー、素敵です。上の方は白い生地がベースに、
そして土台は赤絵がベースになって居て器形のバランス以上に
どっしりとして安定感が有りますね。

窓絵の豊富な色使いはさすがに深川の物(最近勉強させてもらいましたよ^^)。

記念日にキャンドルを飾られても、きっと安定感抜群じゃないですか?
テーブルセッティングの画像なんかがアップされたらなぁ・・・なんて、
勝手に思っています。^^♪

ココペリ778 #- | URL | 2013/07/25 05:35 [edit]

ココペリ778さん、

深川栄左衛門時代のもの、結構良い物がありますね。
元々良い窯元だったのでしょうね。
それにしても昔の職人さんたち、細かい仕事をしていたんですね~

テーブルセッティングですか?
お茶会くらいなら深川ファミリーでやれるかも(?)
考えておきます(笑)v-14

Michnoski #- | URL | 2013/07/25 07:56 [edit]

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