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肥前陶磁器あれこれ~

オールド香蘭社、オールド深川、古伊万里、平戸焼などを集めています。

 

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栄螺と郷愁 -湯布院の思い出ー 

日本に里帰りをすると、いつも湯布院に泊りがけで遊びに行きます。
由布岳が美しいのと、食べ物がおいしいこと、そしてなにより温泉が
単純泉でやさしいことが贔屓の理由です。

ここ数年ですが、それに加えもう一つ、由布院を訪れる理由が加わりました。

金鱗湖のすぐそばにおいしいコーヒー屋さんと骨董屋さんがあるのです。

初めて行った時は、生憎お目当ての骨董屋さんは閉まっていました。
しかたなく、隣のカフェでウィンナーコーヒーを飲んだのですが、その味に驚愕!
昔、オーストリアのカフェで飲んだような素晴らしいコーヒーでした。

その後また訪れた時は、掛け軸やら明治時代の伊万里の蓋物、
大聖寺伊万里の豆皿などを買いました。
買い物が済むと、骨董やのご主人に
隣のカフェでコーヒーをご馳走になりました。

骨董を買いたい、と思うけどなんとなく腰が引けていたのは私だけでしょうか?
骨董屋と聞くと、なんとなくボラれてしまう恐怖があります(笑)。
ですが、ここの骨董屋さんはそういう怖い感じがまったくありません。
お店に入っても、どうぞゆっくりごらんください。というだけでゆったりとしています。
お値段も思ったとおりのリーズナブルな値段なのです。
質問をすると、訥々と答えられるだけです。
押し付けがましくなくて、なんとなく好感が持てます。

湯布院は人気の観光地なので、骨董屋さんが多いです。
ですが、買い手が若いと思うと、変な店はとんでもない値段をふっかけてきたりします。
ここのご主人は、そういう商売のあり方を否定はしませんが、
ご自分ではそういう売り方はしないようです。
もとがコレクターだったので、いろんな人に骨董の魅力を知って欲しいのだそうです。

さて、昨年末、湯布院を訪れたときに、その骨董やさんで平戸焼のさざえの蓋物を購入しました。

Koransha fan Hirado Sazae 068

平戸焼でもよく見かけるものですよね。
これが、私の記念すべき(?)ファースト平戸焼です。

誰かが壊れた部分を修繕してくれています。

Koransha fan Hirado Sazae 074

平戸焼の魅力の一つは、職人さんの遊び心だと思います。
このさざえの蓋物、妙にリアルだと思いませんか?
イソギンチャクが顔を出していますが、
細工の加減でちょこちょこ動くようになっています。

その他にも、コガニやら小さな貝殻がくっついてリアルなんです。
平戸は海に囲まれた島なので、こういう細かい観察眼は平戸焼職人ならではなのでしょう。
景徳鎮を模した染付山水に見られる中国の風景も良いのですが、
身近な海の生き物の細工は、なぜか生き生きしているように思われます。

Koransha fan Hirado Sazae 071

この蓋物を買うときに、平戸焼を収集したいのだ、と話すと、
骨董やのご主人に思わぬことを言われました。

海外に暮らしているので、故郷の焼き物を集めることで、
遠く離れた故郷のことを思うのでしょう、と。

そういう事は過去に思ったことはありませんでしたが、
そう言われてみると、そうなのかな?という気もしないでもありません。

私は平戸の出身ではありませんが、平戸の街並みは
なんとなく私の故郷を思わせます。

そう思い始めると、この平戸焼の蓋物は、だんだん骨董以上の意味を持つように思えるのです。

Koransha fan Hirado Sazae 083


こういう風に、骨董収集の背後にある潜在的な郷愁の想いを理解できるのは、
きっとこの骨董屋のご主人が、骨董を商品とみるよりも、
コレクターとして愛着を持ってみているからだと思います。

この骨董屋のご主人、現在は闘病中なのだそうで、
初夏の帰省の折には、湯布院に行ってもお会いできないようです。
湯布院に行く楽しみは一つ減りましたが、一日も早いご回復をお祈りしたいと思っています。

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