LA 旅行記 (2) ~LACMAへゆく!~
さて、お目当ての平戸焼コレクションを発見しました。
じゃーん!

え?これだけ?
そう、これだけなのです!
Σ(´Д`lll)エエ!!

雪だるまをつくる唐子チャン。
水滴かな?
色つきですよ。
カワイイなぁ・・・・

お約束の子犬を抱く唐子水注。
うちにもあるぞ・・・?

唐子と太鼓。

徳利

賢人


七福神

北斎。
江戸幕末の平戸です。

唐子と扇。

福禄寿と町人の置物。
江戸幕末。
平戸焼の町人の置物は
通常は白磁で色はついていません。
元禄時代の輸出古伊万里っぽいものを
江戸幕末から明治にかけて輸出していたようです。
(古伊万里の贋作ではありませんよ)

おお!
蝦蟇仙人! 亀に乗ってどこにいくの?

こちらも蝦蟇仙人。
平戸焼、蝦蟇仙人が好きですねぇ・・・
かなり良い細工物です。
有名な竹林の賢人の筆立てを作った職人によるものでしょう。

水注。

おなじみ竹林の七賢人。

以上。
Σ(´Д`lll)エエ!!
これだけかよぅ!!!
いやぁ、リポートしがいのないコレクションでした!
っていうか、、もしこのコレクションを観に
日本からわざわざ来る人がいたら、その人たちは
ガッカリすることでしょうねぇ?
まぁ、コレクションの全てを見せているわけではないのですが、
見せたところで、正直たいしたことはなさそうです。
平戸ファンの皆様は、まちがっても平戸コレクションを観るためだけに
LAに来ないよーに!
良い平戸コレクションを見たければ、これよりも平戸の個人美術館
井〇資料館のほうがよっぽどすごいコレクションを揃えております。
また、三川内にある伝統産業会館のコレクションは
入館費無料な上に、かなり良いコレクションを揃えていますし、
長崎歴史文化博物館の平戸・亀山コレクションもなかなか見ごたえがありますよ。
ま、所詮(?)LAの美術館なんてこんなもんさ・・・・
一応、日本の美術品は、本館とは別の独立した日本館という
建物に所蔵しておりまして、LACMAでも目玉の一つなのだそうですが・・・・
平戸以外には、江戸中期の古伊万里を展示していました。
けっこう古いですよ。

古九谷(古九谷は古伊万里)。

1720年ー1760年頃と思われます。これ(*゚Q゚*)と同時期か?

かなり古い輸出古伊万里です。

素晴らしい絵付け!

平戸焼、となっておりますが、あまり良い出来とは言えません。
顔のつくりが雑。

輸出古伊万里 (1680頃)

平戸お得意の唐獅子牡丹~!
(高倉健よりは風間重吉が良い!・・・って関係ない?)

日本地図皿(天保)。

色絵古伊万里狛犬の置物。

日本館の別館に新しく根付コレクションが展示してありました。
こちらは根付ファンには必見(?)



相方はかなりムッとしていて、「なんだ、これ?ぜんぜん大したことないコレクションだったな。
メト(メトロポリタン)やボストンのほうがよっぽどましじゃないか」などと言っておりました。
まぁなぁ~、メトやらボストンやらボルティモアやらフィラデルフィアやらイェールやらの美術館に
毎週のように足を運んでいた人からすると、「ナンダコレ?」って感じではありますなぁ。
ちなみに、西洋美術のほうも大したことありませんでした。
ドイツ美術のコレクションがすごいそうですが、そもそもドイツ美術って・・?(´∀`σ)σ
ドイツ美術コレクション(笑)に加え、ピカソを数点所蔵しておりますが、
こちらもそのほとんどはピカソ晩年のもので、お金を工面するために売りさばいていたころのものが
多かったですね。
まぁ、メトとは比べるべきものではありませんが、もうちょっとコレクションの質が
なんとかならなかったの?というのが、正直な感想です。
最後に、余談ですが、ここにはなんと!マグリットの有名なあの絵がありました!

これはパイプではない。
「これはパイプの表象である」という、というあのフーコーによる
哲学論のもとである絵ですね。
鑑賞しながら、ふとあの難解なOrder of Things を泣く泣く読んでいた
博士課程時代のことを思い出して、イヤ~な気持ちに・・・
教授に、「これ難しいんですけど!」と文句を言うと、妙にナットクした顔で
「そうだわねぇ?もとはフランス語で書かれたものを日本人のあなたが英語で
読むわけだから、そりゃぁ難解なものがさらに難解になるわねぇ・・」と言われました。
そうか?そうなのか??
言語の問題だったのか??
でも、相方も、「いや~、俺も大学時代に専門外の
人文の授業とったらフーコー読まされてさぁ、難解すぎていやんなったよ。
セメスター終わったら、あの本すぐに捨てたなぁ」と言っていたので、
どうやら私の言語の問題というわけでもなさそうです。
みんな最初はフーコー、嫌いなんだよ!
でも後で好きになるんだよねぇ。
まぁ、そんなこんなで2泊3日のLA小旅行はおしまい。

素晴らしい平戸焼をもとめて旅したのですが、
良いものはやっぱり日本にあるようですね。
青い鳥は本当は自分の家にいた(?)わけでした・・・・
おそまつ~!
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え?これだけ?
そう、これだけなのです!
Σ(´Д`lll)エエ!!

雪だるまをつくる唐子チャン。
水滴かな?
色つきですよ。
カワイイなぁ・・・・

お約束の子犬を抱く唐子水注。
うちにもあるぞ・・・?

唐子と太鼓。

徳利

賢人


七福神

北斎。
江戸幕末の平戸です。

唐子と扇。

福禄寿と町人の置物。
江戸幕末。
平戸焼の町人の置物は
通常は白磁で色はついていません。
元禄時代の輸出古伊万里っぽいものを
江戸幕末から明治にかけて輸出していたようです。
(古伊万里の贋作ではありませんよ)

おお!
蝦蟇仙人! 亀に乗ってどこにいくの?

こちらも蝦蟇仙人。
平戸焼、蝦蟇仙人が好きですねぇ・・・
かなり良い細工物です。
有名な竹林の賢人の筆立てを作った職人によるものでしょう。

水注。

おなじみ竹林の七賢人。

以上。
Σ(´Д`lll)エエ!!
これだけかよぅ!!!
いやぁ、リポートしがいのないコレクションでした!
っていうか、、もしこのコレクションを観に
日本からわざわざ来る人がいたら、その人たちは
ガッカリすることでしょうねぇ?
まぁ、コレクションの全てを見せているわけではないのですが、
見せたところで、正直たいしたことはなさそうです。
平戸ファンの皆様は、まちがっても平戸コレクションを観るためだけに
LAに来ないよーに!
良い平戸コレクションを見たければ、これよりも平戸の個人美術館
井〇資料館のほうがよっぽどすごいコレクションを揃えております。
また、三川内にある伝統産業会館のコレクションは
入館費無料な上に、かなり良いコレクションを揃えていますし、
長崎歴史文化博物館の平戸・亀山コレクションもなかなか見ごたえがありますよ。
ま、所詮(?)LAの美術館なんてこんなもんさ・・・・
一応、日本の美術品は、本館とは別の独立した日本館という
建物に所蔵しておりまして、LACMAでも目玉の一つなのだそうですが・・・・
平戸以外には、江戸中期の古伊万里を展示していました。
けっこう古いですよ。

古九谷(古九谷は古伊万里)。

1720年ー1760年頃と思われます。これ(*゚Q゚*)と同時期か?

かなり古い輸出古伊万里です。

素晴らしい絵付け!

平戸焼、となっておりますが、あまり良い出来とは言えません。
顔のつくりが雑。

輸出古伊万里 (1680頃)

平戸お得意の唐獅子牡丹~!
(高倉健よりは風間重吉が良い!・・・って関係ない?)

日本地図皿(天保)。

色絵古伊万里狛犬の置物。

日本館の別館に新しく根付コレクションが展示してありました。
こちらは根付ファンには必見(?)



相方はかなりムッとしていて、「なんだ、これ?ぜんぜん大したことないコレクションだったな。
メト(メトロポリタン)やボストンのほうがよっぽどましじゃないか」などと言っておりました。
まぁなぁ~、メトやらボストンやらボルティモアやらフィラデルフィアやらイェールやらの美術館に
毎週のように足を運んでいた人からすると、「ナンダコレ?」って感じではありますなぁ。
ちなみに、西洋美術のほうも大したことありませんでした。
ドイツ美術のコレクションがすごいそうですが、そもそもドイツ美術って・・?(´∀`σ)σ
ドイツ美術コレクション(笑)に加え、ピカソを数点所蔵しておりますが、
こちらもそのほとんどはピカソ晩年のもので、お金を工面するために売りさばいていたころのものが
多かったですね。
まぁ、メトとは比べるべきものではありませんが、もうちょっとコレクションの質が
なんとかならなかったの?というのが、正直な感想です。
最後に、余談ですが、ここにはなんと!マグリットの有名なあの絵がありました!

これはパイプではない。
「これはパイプの表象である」という、というあのフーコーによる
哲学論のもとである絵ですね。
鑑賞しながら、ふとあの難解なOrder of Things を泣く泣く読んでいた
博士課程時代のことを思い出して、イヤ~な気持ちに・・・
教授に、「これ難しいんですけど!」と文句を言うと、妙にナットクした顔で
「そうだわねぇ?もとはフランス語で書かれたものを日本人のあなたが英語で
読むわけだから、そりゃぁ難解なものがさらに難解になるわねぇ・・」と言われました。
そうか?そうなのか??
言語の問題だったのか??
でも、相方も、「いや~、俺も大学時代に専門外の
人文の授業とったらフーコー読まされてさぁ、難解すぎていやんなったよ。
セメスター終わったら、あの本すぐに捨てたなぁ」と言っていたので、
どうやら私の言語の問題というわけでもなさそうです。
みんな最初はフーコー、嫌いなんだよ!
でも後で好きになるんだよねぇ。
まぁ、そんなこんなで2泊3日のLA小旅行はおしまい。

素晴らしい平戸焼をもとめて旅したのですが、
良いものはやっぱり日本にあるようですね。
青い鳥は本当は自分の家にいた(?)わけでした・・・・
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Category: 旅行記
LA旅行記 (1)~LACMAへゆく!~
クーラーが必要じゃないまま夏が終わりつつある今日この頃。
矛盾するようですが、ここでは気持ちの良い夏は終わりません。
一応、常夏の国なのです・・・
でもね、贅沢と言われようとも、日本育ちの私には
正直、四季が恋しいところです。(´・_・`)
秋風や~藪も畠も不破の関~ (^∇^)バショー!
さて、あっという間に9月ですね。
アメリカでは新学期が始まりましたが、8月中旬頃、夏休みの終わりに
家族サービスでLAに小旅行しました。
本当はSFまで行こうと思っていたのですが、やめといてよかった!
なにしろ、LAの交通渋滞のひどさと言ったら・・・
40分で行けるところを、ラッシュアワーだと2時間、下手すると4時間。
アナハイムからハリウッドに行くだけで2時間以上・・・・って・・・・?
アナハイムからサン〇〇〇〇の家に帰ったほうがましじゃん!
いや~、エライ目に遭いました・・・・
まぁ、そういうわけで、今回はお約束のハイアットプレースに泊まり、
まずはチビッ子のリクエストに応えて、ディズニーランド!
TDLに負けず劣らず観光客でごった返しておりました・・・
SWのショーを見たり・・・ 。゚(゚´Д`゚)゚。

っていうか、これって戦隊物のショーと同じレベルか?
うう~む (ノ_<)
カイロレンとも記念撮影したんですが、チビは恐怖で
震えておりました・・・・いや、本物じゃないのよ・・?
パレードを見たり・・・

花火をみたり・・・

いや、家族サービス大変ですね~!
子供のいる親御さん、国籍を問わず、みんな花火を見る目が疲れきっております。
翌日は、DLからユニバーサルステューディオへ。
アナハイムからハリウッドまで2時間!(←しつこい)
近いのに遠い・・・・ってどこの国だっけ?
さすがにUSはそこまで混雑しておりません。
レストラン街。あやしげなスシやがあります。

DLに比べると、こんな人混み、楽勝!

ジュラシックワールドのショーがあったり・・・・

この日のUSのハリウッドツアーはFast & Furious の撮影現場の見学だったのですが、
なにしろLAは熱いし、ポールウォーカー死んじゃったし、ツアーに一時間も
つぶしてらんねぇ!
・・・・というわけで、ハリーポッターのライドの後は
さっさとUSを後にしました。
もうこの時点で、「やっぱ、LAなんて来る価値なかったかも・・?」と
思い始め、翌日の予定を繰り上げて、
急遽Los Angels County Museum of Art (LACMA) に行くことに・・・・

アメリカ・西海岸の文化レベルは東海岸とは比較にならないくらい低いのですが
LAには唯一マトモな美術館があるそうです。
そういやSFの美術館も大したことなかったなぁ・・・
ウチの大学の美術館なんて村上隆とか飾ってたしなぁ・・・・?
まともなのは、スタンフォード大のロダン庭園くらいか・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

まぁ、LACMAがすごいと言ったって、所詮南カリフォルニア人が言っているので
全くアテにはなりませんけどね・・・・
とはいえ、一応私とダンナにはお目当てがあるわけです。
LACMAのお目当てはなんといっても、北米最大の平戸焼コレクションである
Kurtzman Collectionです。
どんなすごいものが置いてあるのか楽しみです。
さぁ、行ってみよ~!

お?いきなり色鍋島です。
めずらしくもなんともありませんが、
まぁ美術館ですので、一応色鍋島と17世紀の輸出古伊万里くらいは
置いておくのがお約束でしょう。
鍋島青磁。


やっぱり鍋島は素晴らしいですねぇ。
ため息がでます。
2へ続く・・・・
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矛盾するようですが、ここでは気持ちの良い夏は終わりません。
一応、常夏の国なのです・・・
でもね、贅沢と言われようとも、日本育ちの私には
正直、四季が恋しいところです。(´・_・`)
秋風や~藪も畠も不破の関~ (^∇^)バショー!
さて、あっという間に9月ですね。
アメリカでは新学期が始まりましたが、8月中旬頃、夏休みの終わりに
家族サービスでLAに小旅行しました。
本当はSFまで行こうと思っていたのですが、やめといてよかった!
なにしろ、LAの交通渋滞のひどさと言ったら・・・
40分で行けるところを、ラッシュアワーだと2時間、下手すると4時間。
アナハイムからハリウッドに行くだけで2時間以上・・・・って・・・・?
アナハイムからサン〇〇〇〇の家に帰ったほうがましじゃん!
いや~、エライ目に遭いました・・・・
まぁ、そういうわけで、今回はお約束のハイアットプレースに泊まり、
まずはチビッ子のリクエストに応えて、ディズニーランド!
TDLに負けず劣らず観光客でごった返しておりました・・・
SWのショーを見たり・・・ 。゚(゚´Д`゚)゚。

っていうか、これって戦隊物のショーと同じレベルか?
うう~む (ノ_<)
カイロレンとも記念撮影したんですが、チビは恐怖で
震えておりました・・・・いや、本物じゃないのよ・・?
パレードを見たり・・・

花火をみたり・・・

いや、家族サービス大変ですね~!
子供のいる親御さん、国籍を問わず、みんな花火を見る目が疲れきっております。
翌日は、DLからユニバーサルステューディオへ。
アナハイムからハリウッドまで2時間!(←しつこい)
近いのに遠い・・・・ってどこの国だっけ?
さすがにUSはそこまで混雑しておりません。
レストラン街。あやしげなスシやがあります。

DLに比べると、こんな人混み、楽勝!

ジュラシックワールドのショーがあったり・・・・

この日のUSのハリウッドツアーはFast & Furious の撮影現場の見学だったのですが、
なにしろLAは熱いし、ポールウォーカー死んじゃったし、ツアーに一時間も
つぶしてらんねぇ!
・・・・というわけで、ハリーポッターのライドの後は
さっさとUSを後にしました。
もうこの時点で、「やっぱ、LAなんて来る価値なかったかも・・?」と
思い始め、翌日の予定を繰り上げて、
急遽Los Angels County Museum of Art (LACMA) に行くことに・・・・

アメリカ・西海岸の文化レベルは東海岸とは比較にならないくらい低いのですが
LAには唯一マトモな美術館があるそうです。
そういやSFの美術館も大したことなかったなぁ・・・
ウチの大学の美術館なんて村上隆とか飾ってたしなぁ・・・・?
まともなのは、スタンフォード大のロダン庭園くらいか・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

まぁ、LACMAがすごいと言ったって、所詮南カリフォルニア人が言っているので
全くアテにはなりませんけどね・・・・
とはいえ、一応私とダンナにはお目当てがあるわけです。
LACMAのお目当てはなんといっても、北米最大の平戸焼コレクションである
Kurtzman Collectionです。
どんなすごいものが置いてあるのか楽しみです。
さぁ、行ってみよ~!

お?いきなり色鍋島です。
めずらしくもなんともありませんが、
まぁ美術館ですので、一応色鍋島と17世紀の輸出古伊万里くらいは
置いておくのがお約束でしょう。
鍋島青磁。


やっぱり鍋島は素晴らしいですねぇ。
ため息がでます。
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Category: 旅行記
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