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肥前陶磁器あれこれ~

オールド香蘭社、オールド深川、古伊万里、平戸焼などを集めています。

 

The Getty Center/Museum へ行く! 

夏休み直前なので、突然ですが先日訪問したLAにあるGetty Center の紹介を
したいと思います。

以前訪問したLACMAでもそれとなく触れましたが、この世の楽園、西海岸にはただ一つ欠けているものがあります。

それは文化!
SFに居た頃も同級生にボヤいたものですが、西海岸の美術館、レベル低すぎですっ!
東海岸にいた頃は、ボストン美術館をはじめ、イェール大の美術館、NYのメトロポリタン、
そしてフィラデルフィア美術館など、ほぼ月一から毎週通っていた者としては、
西海岸の美術館のレベルは「?」でした。アートスクール出身の友達が、それでもSFのめぼしい
美術館やバークレー、スタンフォードなどの美術館など連れまわしてくれましたが、
いや~、さすがの北カリフォルニアでも全然ダメですね・・・
東海岸には全然勝てません、

予想した通り、LAも例外ではなくハリウッドの近くにあるLACMAに行ってみましたが
あまりのしょぼさに呆然としてしまいました。それにしても、このしょぼいコレクションは
どうよ?デトロイト美術館のほうが規模は小さいけど、いいもの置いてるよ?

そんなわけであきらめた感がありましたが、相方の希望で先日The Getty へ
飲茶のついでに行くことに。

「見るもん、あんの?」と感じの悪い私に、
「なんか景色がいいらしいよ。まぁ、そんなに期待せずに行こうよ!」という相方。
LAのダウンタウンを抜けて、サンタモニカを北上すると、西海岸の動脈である
高速の右手にはマルホランド・ドライブが。
デヴィッド・リンチの話に華を咲かせていると、間もなく
左手の山の上に、The Getty が見えてきました。
山の上にそびえる美術館です。
気分が上がってきました(笑)。

山の上なので、モノレール(?)に乗って行きます。
稲佐山っぽい、と思う私(。-_-。)

そして、ついに着きましたよ!
建物全般、素晴らしいですね!高台の美術館からLAそして太平洋が
望めます。景色、良すぎます!

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Getty Museum はアメリカの石油王、Jean Paul Getty の資産で創設された私美術館ですが、
そのコレクションたるや、印象派を中心になかなか良いものを集めています。

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私の世代だと、ゲティと聞けば、映画「蠅の王」のバルサーザル・ゲティを思い浮かべます。
可愛かったなぁ。バルサーザル・ゲティ。(ノ´▽`*)b☆

ジャン・ポール・ゲティはバルサーザルの曾祖父。JPゲティの長男は経営のストレスで自殺、
その孫であるJPゲティ三世(バルサーザルの父)は少年の頃誘拐され、
祖父(ゲティ)が身代金の支払いを拒否したため、
片耳を切り落とされ、その後ドラッグ中毒になった、という、アメリカのいわゆる
トンデモダイナスティを地で行きました。そのコレクションたるや、
メトやボストン、フィラデルフィアとまではいきませんが、質的には
デトロイト美術館くらいのレベルではないでしょうか。
デトロイトのコレクションの多くがフォード・ファミリーからの寄贈であるのに対し、
ゲティは寄贈ではなく、LAの一等地に自分の美術館と財団を築きました。

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太平洋を一望。
絶景です。

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カフェなどもあり、一日楽しめます。

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セザンヌ。

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有名どころでは、ゴッホのアイリス。
これは、以前フィラデルフィア美術館でヨーロッパにおける「ジャポニズム」についての展覧会で見ました。
ゴッホのトンデモ浮世絵とか、置いてたっけ。
アイリスはゲティが所蔵してたんですね~。

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印象派も結構ですが、私としてはやはり東洋磁器が気になります。

すると相方、すかさず「ここにはいろいろと古伊万里やら景徳鎮があるんだよ」と言います。
Mounted Oriental Porcelain in JP Getty Museum という本を、相方はすでに
熟読していました。

本棚にあった本を思い出しつつ、「あれ?ゲティのコレクションだったの?」と
間の抜けた質問をする私。( ノД`)
すんません。ちゃんと表紙見てなかったぜ。

さて、東洋磁器コレクションは、美術館の中のいわゆるヨーロッパの広間を再現した空間を中心に
装飾品として置いてあります。

ホラ、ありましたよ。
1680年頃から1700年くらいに作られた有名な染付の大蓋物です。

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同じものは、メトロポリタン美術館及び、イギリスの有名美術館にも所蔵してあります。

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以前紹介した染付楼閣山水文ケンディとおそらく同じ窯で作られたものではないかと思われます。
この時代の輸出染付でも高級磁器にあたるものです。

さすが、ゲティ!

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こちらは典型的な輸出伊万里。
装飾の感じからいって、ヨーロッパの王侯貴族所蔵のものだったようです。

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こちらは、対面で二つのショーケースが並んでいます。
一つは東洋磁器、と言っても、中国と日本の磁器のコレクション。
向かいは、ヨーロッパの磁器のコレクションです。

メインは景徳鎮。そして、両脇の白磁は徳化窯。一般にBlanc De Chine と呼ばれます。
和訳が「高麗白磁」となっていますが、徳化は中国福建省の窯であり、朝鮮とは
まったく関係ありません。なんで、こんな和訳なのかな?
ご存知の方、教えてください。

手前の青磁の栄螺(法螺貝か?)は元禄の頃の有田製。
素晴らしいですね。

東洋磁器の東の雄は景徳鎮、西の雄は有田、といったところでしょうか。
余談ながら、日本で磁器の祖とされる朝鮮の磁器は欧米の美術館では
ほとんど見かけません。
ご存じの方も多いでしょうが、李氏朝鮮の頃の磁器は実は19世紀に作られたものですら
初期伊万里に毛の生えたレベルなんです。
昨今、米国の有名な美術館に韓国企業がお金をばら撒き、
あちこちで韓国文化の展覧会をしていますが、このような場所でみかける
王族の特別イベントの時の使われたという龍の染付の磁器(大型の花瓶)などを見ると
正直、「・・・・」といった感じです。
当然、これらが景徳鎮と並ぶことはありません。

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さて、向かいのショーケースは、ヨーロッパの名窯のものが並びます。
マイセン、セーブルなどなど。
美の競演ですね。

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ここにも古伊万里。

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こちらの青磁は中国の景徳鎮。
景徳鎮は誰が何と言おうと磁器の皇帝です。
景徳鎮以上の窯は世界中探してもありません。
有田の美を理解すればこそ、景徳鎮のすごさを認めざるを得ません。

悔しいけど、しょうがありませんね。

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360度展望室です。

古伊万里、もういっちょう。

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ギリシャ、大理石の彫刻。
ゲティの財力、あっぱれです。

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18世紀以降のヨーロッパ王侯貴族の部屋を再現した部屋。
中国と日本の磁器は、ヨーロッパの貴族にとっては
抜きんでた経済力と社会地位の証でもありました。

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強王アウグストゥスは、景徳鎮や古伊万里を自分の所有する
戦士や奴隷などと交換したそうですよ。
こんな話聞いたら、ポーランド人の友達嫌がるだろうなぁ(笑)

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鏡の前に象の置物がありますね。

日本だと柿右衛門の象が有名ですね。
BBCの記事によると、徳川吉宗の頃に日本に持ち込まれた象は
長崎の出島からシュガーロードを通り、江戸まで東海道を上ったそうです。
京都では、天皇に象を見せるためにわざわざ象に官位まで与えたという話もあります。

当時めずらしかった象の置物は、もちろん景徳鎮でも作られました。

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今回訪れたゲティ、なかなか見ごたえがありました。
この美術館、この内容でなんと入場料は無料なんです。

JPゲティは忌まわしい話も多い人ですが、この美術館は私立としては
圧巻です。

名画を買い求め、美術館まで開いたゲティでしたが、本人が存命中は一度も
美術館には足をはこばなかったそうです。
ま、典型的な成金趣味といってしまえばそれまでですが、誰も信じきれなかった孤独な
大富豪が自身の名を残すために財産の使い道を選んだのがこの美術館設立だったのかも
しれませんね。

でも、私的には同じ成金趣味なら、唐津の高取家のほうがよっぽど好感が持てます。
財を成した後、文化的素養を得る努力をしたことはやっぱり立派だと思うからです。

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それはともかく、もしLAに行かれる方、時間があればLACMAではなく
ぜひゲティに行ってほしいと思います。
こちらのほうが断然おすすめです。
一日じっくり遊びましょう!o(^▽^)o

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Papenberg Island へ行く! (長崎市高鉾島) 

先日、戦国時代のキリシタン大名である高山右近の
列福式が大阪でとり行われたそうです。

2017年は、なんだかキリシタンづいていますね(笑)
マーティン・スコセッシの「サイレンス」もやっと上映されましたし、
高山右近は福者になるし、この勢いで長崎・天草の教会群も
今年は世界遺産に登録してほしいものです。
近隣アジア諸国よ、水を差すんじゃねーぞ!

さて、日本での短い滞在中は毎度のことながらどこへ行くか
取捨選択を迫られますが、今回は相方念願(?)のPapenberg Islandへ
行ってきました。

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Papenberg Island というのは江戸時代のオランダ人などに呼ばれていた通称で、
正式には高鉾島と言います。

東シナ海から鶴の港と呼ばれる長崎港に入港するとき、左手にみえる島は、
17世紀にこの島で隠れキリシタンが殺害されたという逸話から、
伴天連(バテレン)の島(山)と呼ばれたわけです。

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東インド会社が出入りしていた頃の長崎の歴史を紐解くと
西洋の文献に必ず出てくる島、Papenberg Islandにぜひ貴重な一日を
費やしたいという相方。

平戸や生月と違って近いので、車で20分くらいで着くらしい。
なんでも神の島方面とか。
三菱重工の長崎本社があるところですな。
行ってやろうじゃないですか。

・・・というわけで、ドライブしてきました。

旭大橋を抜けて、三菱重工の香焼ドックをぬけ10分弱も走ると、
鄙びた漁村につきます。

ここがいわゆる神の島です。

そして有名な神の島の目の前にみえるのが
Papenberg Island!

なんとも美しい島です。

papen 1

江戸時代、長崎警護を任されていたのは平戸藩と鍋島藩でした。

フェートン号事件の後、長崎の脆弱な警備体制に危機感を募らせた
鍋島直正は、この神の島や高鉾島にいくつもの砲台を建設します。

つまり、高鉾島は長崎警護においては最前線だったわけですね。

高鉾島の近影。
papen 2

長崎港をはさんだ対岸(香焼・女神地区と長崎市内側の戸町)を結ぶ
女神大橋が見えます。

素晴らしい、冬の長崎。

papen 3

神の島と高鉾島の間には防波堤があり、
その右側に小さな断崖がありますが、なんと長崎らしくも
その頂上には大きなマリア像が東シナ海に向かって
立っています。

船出する人たちを見守ったり、長崎港へ帰る船を迎えているようです。

このような景色、カトリックのキリスト教的なのでしょうか?
私には、どうも中国の媽祖とマリア像が長崎の地で溶け合った
和華蘭文化の象徴のように思えます。

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迫力あるマリア像。
大きめサイズの写真を載せてみました。
この迫力、伝わるでしょうか??

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長崎のカトリックは、いわゆる大航海時代のイエズス会系キリスト教の特徴を
色濃く残していますので、聖母信仰が強いです。
このせいか、長崎市内で見かけるマリア像というのは、
いかにもやさしげな顔をしているのが多いので、このマリア像は
ちょっと違和感があります。

is 4

マリア像のすぐ近くには、日本の港らしく恵比寿様の祠もあります。
和華蘭文化が、街のあちこちにある長崎ならではの景色です。

is 3

マリア像のふもとから東シナ海を眺めます。

さて、せっかくここまで来たので、ついでというわけではありませんが
世界遺産登録予定である有名な神の島教会に行ってみました、

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この美しい白亜の教会は、なんとあの日本映画史上屈指の美貌を誇る(!)
上原謙が結婚式を挙げた場所でもあります。

ふ~む。

ま、個人的には池部良のほうが断然好みですが・・・
関係ないか・・・(´∀`*;)ゞ ハハハ

クリスマスのミサも終わり、年末を迎えていたためか
残念ながら教会の中に入ることはできませんでした。

papen 6

相方曰く、「イタリアみたいな風景だなぁ。地中海ってかんじ!」

そうか~?(°_°)

長崎のじげもんには見慣れた風景なんだけどね・・・

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ここにも殉教の歴史が・・

is 5
is 6

神の島教会にもルルドのマリアがありました。
長崎の古い教会には、たいていルルドがあります。
やさしげなお顔です。

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階段のそばには、猫が何匹もウロウロして、遊んでほしそうにしてました。

papen 9


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さて、高鉾島を見たので、女神大橋を渡って
長崎の南山手方面へ。

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女神大橋。
天気も良くて、この日は本当にドライブ日和。

papen 12

女神大橋。近影。
いつもは出島ワーフのあたりから見るので、
橋を渡るのは初めてです。

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女神大橋を渡ると、あっという間に戸町に着きました。
戸町というと、ここは長崎の隠れキリシタンに夜布教して回った
金鍔次兵衛が隠れていたという洞窟があるそうです。
彼もまた、2008年に列福しました。

この後はお約束のグラバー園、ブラブラ。

今回は、普段めったに行かない大浦天主堂へ。
国宝だからか、入場料がグラバー園と一緒なんですよねぇ。

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途中、信徒発見のレリーフが。

oura 2

大浦天主堂へ行ったら、必見なのはこのマリア像。
入場料を払わなくても遠目に見れますが、
ぜひここは入場料を払ってでも、このお顔を近くで見てほしいですね。

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遠藤周作の「女の一生」(第一部)での主人公キクと対話するマリア様は
この大浦天主堂のものです。

ご覧あれ!
聖母と呼ばれるにふさわしいと思います。
なんとも言えない表情です。

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癒されますなぁ~。

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この日は年末ということもあり、観光客はほとんどが
日本人でした。
のんびりとよい雰囲気で観光ができましたよ。

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この後、グラバー園内の自由亭でコーヒーとカステラをいただきました。
躊躇なくカステラを注文する相方、長崎人になりつつある・・??

よく晴れた冬の長崎観光、楽しかったです。

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LA 旅行記 (2) ~LACMAへゆく!~ 

さて、お目当ての平戸焼コレクションを発見しました。

じゃーん!

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え?これだけ?

そう、これだけなのです!

Σ(´Д`lll)エエ!!

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雪だるまをつくる唐子チャン。
水滴かな? 

色つきですよ。
カワイイなぁ・・・・

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お約束の子犬を抱く唐子水注。

うちにもあるぞ・・・?

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唐子と太鼓。

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徳利
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賢人
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七福神
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北斎。
江戸幕末の平戸です。

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唐子と扇。
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福禄寿と町人の置物。
江戸幕末。

平戸焼の町人の置物は
通常は白磁で色はついていません。
元禄時代の輸出古伊万里っぽいものを
江戸幕末から明治にかけて輸出していたようです。
(古伊万里の贋作ではありませんよ)

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おお!
蝦蟇仙人! 亀に乗ってどこにいくの?
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こちらも蝦蟇仙人。

平戸焼、蝦蟇仙人が好きですねぇ・・・
かなり良い細工物です。
有名な竹林の賢人の筆立てを作った職人によるものでしょう。

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水注。

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おなじみ竹林の七賢人。
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以上。

Σ(´Д`lll)エエ!!

これだけかよぅ!!!

いやぁ、リポートしがいのないコレクションでした!

っていうか、、もしこのコレクションを観に
日本からわざわざ来る人がいたら、その人たちは
ガッカリすることでしょうねぇ?

まぁ、コレクションの全てを見せているわけではないのですが、
見せたところで、正直たいしたことはなさそうです。

平戸ファンの皆様は、まちがっても平戸コレクションを観るためだけに
LAに来ないよーに!

良い平戸コレクションを見たければ、これよりも平戸の個人美術館
井〇資料館のほうがよっぽどすごいコレクションを揃えております。

また、三川内にある伝統産業会館のコレクションは
入館費無料な上に、かなり良いコレクションを揃えていますし、
長崎歴史文化博物館の平戸・亀山コレクションもなかなか見ごたえがありますよ。

ま、所詮(?)LAの美術館なんてこんなもんさ・・・・

一応、日本の美術品は、本館とは別の独立した日本館という
建物に所蔵しておりまして、LACMAでも目玉の一つなのだそうですが・・・・

平戸以外には、江戸中期の古伊万里を展示していました。
けっこう古いですよ。
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古九谷(古九谷は古伊万里)。

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1720年ー1760年頃と思われます。これ(*゚Q゚*)と同時期か?

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かなり古い輸出古伊万里です。

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素晴らしい絵付け!

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平戸焼、となっておりますが、あまり良い出来とは言えません。
顔のつくりが雑。

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輸出古伊万里 (1680頃)
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平戸お得意の唐獅子牡丹~!
(高倉健よりは風間重吉が良い!・・・って関係ない?)

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日本地図皿(天保)。

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色絵古伊万里狛犬の置物。

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日本館の別館に新しく根付コレクションが展示してありました。
こちらは根付ファンには必見(?)

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相方はかなりムッとしていて、「なんだ、これ?ぜんぜん大したことないコレクションだったな。
メト(メトロポリタン)やボストンのほうがよっぽどましじゃないか」などと言っておりました。

まぁなぁ~、メトやらボストンやらボルティモアやらフィラデルフィアやらイェールやらの美術館に
毎週のように足を運んでいた人からすると、「ナンダコレ?」って感じではありますなぁ。

ちなみに、西洋美術のほうも大したことありませんでした。
ドイツ美術のコレクションがすごいそうですが、そもそもドイツ美術って・・?(´∀`σ)σ

ドイツ美術コレクション(笑)に加え、ピカソを数点所蔵しておりますが、
こちらもそのほとんどはピカソ晩年のもので、お金を工面するために売りさばいていたころのものが
多かったですね。

まぁ、メトとは比べるべきものではありませんが、もうちょっとコレクションの質が
なんとかならなかったの?というのが、正直な感想です。

最後に、余談ですが、ここにはなんと!マグリットの有名なあの絵がありました!

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これはパイプではない。
「これはパイプの表象である」という、というあのフーコーによる
哲学論のもとである絵ですね。

鑑賞しながら、ふとあの難解なOrder of Things を泣く泣く読んでいた
博士課程時代のことを思い出して、イヤ~な気持ちに・・・

教授に、「これ難しいんですけど!」と文句を言うと、妙にナットクした顔で
「そうだわねぇ?もとはフランス語で書かれたものを日本人のあなたが英語で
読むわけだから、そりゃぁ難解なものがさらに難解になるわねぇ・・」と言われました。

そうか?そうなのか??
言語の問題だったのか??

でも、相方も、「いや~、俺も大学時代に専門外の
人文の授業とったらフーコー読まされてさぁ、難解すぎていやんなったよ。
セメスター終わったら、あの本すぐに捨てたなぁ」と言っていたので、
どうやら私の言語の問題というわけでもなさそうです。
みんな最初はフーコー、嫌いなんだよ!
でも後で好きになるんだよねぇ。

まぁ、そんなこんなで2泊3日のLA小旅行はおしまい。

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素晴らしい平戸焼をもとめて旅したのですが、
良いものはやっぱり日本にあるようですね。

青い鳥は本当は自分の家にいた(?)わけでした・・・・

おそまつ~!

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LA旅行記 (1)~LACMAへゆく!~ 

クーラーが必要じゃないまま夏が終わりつつある今日この頃。
矛盾するようですが、ここでは気持ちの良い夏は終わりません。
一応、常夏の国なのです・・・

でもね、贅沢と言われようとも、日本育ちの私には
正直、四季が恋しいところです。(´・_・`)

秋風や~藪も畠も不破の関~    (^∇^)バショー!


さて、あっという間に9月ですね。
アメリカでは新学期が始まりましたが、8月中旬頃、夏休みの終わりに
家族サービスでLAに小旅行しました。

本当はSFまで行こうと思っていたのですが、やめといてよかった!
なにしろ、LAの交通渋滞のひどさと言ったら・・・
40分で行けるところを、ラッシュアワーだと2時間、下手すると4時間。
アナハイムからハリウッドに行くだけで2時間以上・・・・って・・・・?
アナハイムからサン〇〇〇〇の家に帰ったほうがましじゃん!

いや~、エライ目に遭いました・・・・

まぁ、そういうわけで、今回はお約束のハイアットプレースに泊まり、
まずはチビッ子のリクエストに応えて、ディズニーランド!

TDLに負けず劣らず観光客でごった返しておりました・・・

SWのショーを見たり・・・ 。゚(゚´Д`゚)゚。

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っていうか、これって戦隊物のショーと同じレベルか?
うう~む (ノ_<)

カイロレンとも記念撮影したんですが、チビは恐怖で
震えておりました・・・・いや、本物じゃないのよ・・?

パレードを見たり・・・
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花火をみたり・・・
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いや、家族サービス大変ですね~!
子供のいる親御さん、国籍を問わず、みんな花火を見る目が疲れきっております。

翌日は、DLからユニバーサルステューディオへ。
アナハイムからハリウッドまで2時間!(←しつこい)

近いのに遠い・・・・ってどこの国だっけ?

さすがにUSはそこまで混雑しておりません。

レストラン街。あやしげなスシやがあります。
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DLに比べると、こんな人混み、楽勝!
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ジュラシックワールドのショーがあったり・・・・

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この日のUSのハリウッドツアーはFast & Furious の撮影現場の見学だったのですが、
なにしろLAは熱いし、ポールウォーカー死んじゃったし、ツアーに一時間も
つぶしてらんねぇ!

・・・・というわけで、ハリーポッターのライドの後は
さっさとUSを後にしました。

もうこの時点で、「やっぱ、LAなんて来る価値なかったかも・・?」と
思い始め、翌日の予定を繰り上げて、
急遽Los Angels County Museum of Art (LACMA) に行くことに・・・・

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アメリカ・西海岸の文化レベルは東海岸とは比較にならないくらい低いのですが
LAには唯一マトモな美術館があるそうです。

そういやSFの美術館も大したことなかったなぁ・・・
ウチの大学の美術館なんて村上隆とか飾ってたしなぁ・・・・?
まともなのは、スタンフォード大のロダン庭園くらいか・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

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まぁ、LACMAがすごいと言ったって、所詮南カリフォルニア人が言っているので
全くアテにはなりませんけどね・・・・

とはいえ、一応私とダンナにはお目当てがあるわけです。 

LACMAのお目当てはなんといっても、北米最大の平戸焼コレクションである
Kurtzman Collectionです。

どんなすごいものが置いてあるのか楽しみです。

さぁ、行ってみよ~!

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お?いきなり色鍋島です。

めずらしくもなんともありませんが、
まぁ美術館ですので、一応色鍋島と17世紀の輸出古伊万里くらいは
置いておくのがお約束でしょう。

鍋島青磁。

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やっぱり鍋島は素晴らしいですねぇ。
ため息がでます。

2へ続く・・・・

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長崎グルメ(?)紀行 

本日、カリフォルニア州某市で、なんと偶然にも佐世保陸・海上自衛隊の方と
お会いしました。

異国で故郷の人と会えるのは嬉しいことですね。
その日出会ったもう一人の在米日本人の方も、行方のわからなくなったご家族の
お墓を探しに、なんと偶然にもこの夏長崎まで赴いたのだそうです。
結局、探していたご家族の終の棲みかは、現在長崎港を見渡す水辺の森公園という
土地開発のため埋め立てられ、正確な住所をみつけることは叶わなかったそうです。

突然ローカル話で盛り上がり、なんだか突然見知らぬ土地で知り合いに
出会ったような奇妙な(?)一日でした。

ローカル、といえば、この夏は大いに九州の夏を満喫しました。
なつかしいついでに、今回はちょっとしたグルメ紀行を長崎限定で紹介しましょう。

まず長崎といえば、トルコライスですね~。
骨董が置いてある、という噂を聞いて、長崎歴史文化博物館へいくかたがた
喫茶・銅八銭へ・・・

写真はイマイチですが、なかなかおいしかったです。
でも、観光客に人気なので、お値段も割高・・・かな・・?
店内には、古伊万里・亀山焼などが置いてありました。
ちなみにここは、「ペコロスの母に会いにゆく」のロケ地でもあります。

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長崎らしい街並みです。
桜町近辺。

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花火大会(15年ぶり!)へ行く途中、トルコライスを食べにツル茶んへ・・・
あいにく観光客で一杯だったので、仕方なく(?)ニッキーアースティンへ・・・
トルコライスの種類が多いので選ぶのが大変です。
味はまぁまぁでした。

さて、次の日は相方のリクエストに応えて、はるばる平戸・生月島まで・・・
なんでも、サムライちゃんぷるーを読んでたら生月の隠れキリシタンの話が出てきたので
行ってみたいとのこと。

生月ねぇ~。
まぁ、一生に一度行っておくか、というわけでドライブすることに。

まず、平戸へ渡る直前の田平の平戸瀬戸市場でランチ。
イカ天丼、プリプリです。

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相方は海鮮丼。
新鮮で安い~!
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デッキから、平戸大橋が見えます。

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 「平戸は日本の公園である」

山頭火が平戸で詠んだ俳句です。

平戸市内はこじんまりしていますが、歴史がある街ですので
歴史に興味がある人には面白いと思います。
鄭成功の誕生地。
三浦按針が亡くなった土地でもあります。

平戸からさらに40分田舎道をドライブ。
やっと生月へ。
もうここまで来ると、「秘境!」という感じですが
なんといいますか、野趣あふれる美しい島でしたよ。

塩俵の断崖。

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生月大橋。

平戸大橋よりも迫力があります。

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平戸から帰る途中、田平天主堂へ。
来年度世界遺産登録をめざすという長崎の教会群とキリスト教関連遺産の中でも
目玉の一つです。

明治時代、寺院などを手がけた大工の棟梁であった鉄川与助が立てた教会の一つです。
イギリス、ドイツなどの技術を取り込んだ、まさに多文化主義を象徴するような
美しい教会です。

この日は、たまたまポーランドから神父様がお見えになりミサをされたそうです。
長崎は聖者であるマキシミリアン・コルベ神父ゆかりの地ですので
ポーランドからキリスト教関係者が来崎するのは道理ですね。
(コルベ神父については、遠藤周作の「女の一生2」にくわしく書いてあります。)


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キリシタン墓地。

田平天主堂、雰囲気がありとても良いですね。
平戸・あるいは佐世保まで行かれる方、お薦めですよ。

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佐世保では、もちろんお約束の蜂の家で食事。

新装したようですね。

長崎カレーとして銀座などに出店しているカレーですが
佐世保では誰もが知っているおなじみのなつかしカレーです。

海老フライカレー。
たまりませんねぇ~。

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相方は、「海軍さんのビーフシチュー」
横須賀などにもあるそうですが、佐世保もれっきとした海軍さんの街なのです。

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デザートは、忘れちゃいけない、「蜂の家のシュークリーム」。
この巨大なシュークリームにスカッチソースをかけて食べると美味です。
懐かしい味です。

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最後は、佐世保・平戸焼の窯元が集まる三川内へ。

入り口に登り窯風の門が・・・

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平戸焼の骨董をたくさん置いているという「さるのあしあと」を訪れました。
生憎この日は週末で、オーナーの方は不在。
写真だけ撮らせてもらいました。

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平戸焼の骨董がたくさん置いてありましたよ。
今回見ただけでしたが、次回はぜひ買い物もしたいですね~。

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長崎はよかですなぁ~。

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Category: 旅行記

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